(2012年02月29日)
Tweet★CNTの分散挙動は「どのCNT」を使うかで大きく変わる!
★CNT 分離、エネルギ材料としての応用、バイオ分野への展開な
★CNTがマイクロ波により急速・高温加熱される特性を利用した応用例!
※2月27日までにお申込される会員は定価より3,150円割引
⇒次回、ポイント割引が利用できる会員登録(無料)はココをクリック
FAXからのお申し込みは下記PDFパンフレットをご利用ください
セミナー番号 | S20303 |
講 師 | 第1部 九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 中嶋 直敏 氏 第2部 山形大学大学院 理工学研究科 教授 佐野正人 氏 第3部 (有)スミタ化学技術研究所 代表取締役 工学博士 角田 裕三 氏 |
| 対 象 | カーボンナノチューブの可溶化・分散化・複合化技術に困っている技術者・研究者・技術管理部門、マーケティング部門の担当者など |
会 場 | |
日 時 | 平成24年3月12日(月) 11:30-16:30 |
| 定 員 | 30名 ※お申込みが殺到する場合もございますので早めにお申込みください。 |
聴講料 | 【早期割引価格】1社2名まで52,500円(税込、テキスト費用を含む)※2月27日を過ぎると【定価】1社2名につき55,650円(税込、テキスト費用を含む) となります |
お申込 |
第1部 CNTの可溶化・分散化技術と新規材料開発、応用展開 【11:30-12:45】
講師:九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 中嶋 直敏 氏
【受賞歴】
・昭和61年 日本化学会進歩賞「合成二分子膜の組織化と機能」
・平成12年 高分子学会賞「ナノ分子組織膜を素材とした新電子機能システムの設計・構築」
・平成19年 2007 Thomson Scientific Research Front Award (受賞題目:Strategic Approaches for Carbon Nanotube Solubilization and Functionalization)
・平成21年 高分子学会三菱化学賞
【キーワード】
1.カーボンナノチューブ可溶化・機能化
2.カーボンナノチューブ複合材料
3.カーボンナノチューブを用いた燃料電位触媒
【講演趣旨】
芳香環のみからなるカーボンナノチューブ(CNT)は1次元導電性ポリマーである。その驚異的な電子的・機械的物性から発見以来膨大な研究が行われ,今も大きく展開してている。透明導電性基板やフレキシブルデバイスなど, 近づいてきた CNT の実用化研究の紹介とともに CNT 分離、エネルギ材料としての応用、バイオ分野への展開など進展著しいテーマを中心に解説する。
【プログラム】
1.背景 –可溶化ナノチューブ(CNT)の重要性と可溶化・分散化戦略 (低分子、高分子)–
1.1 可溶化ナノチューブ(CNT)の重要性と分散化の難しさ
1.2 ファンデルワールス相互作用によるバンドル化
1.3 低分子
1.4 高分子
2.CNT分散剤・可溶化剤の開発
2.1 CNT分散剤のメカニズムと使い方
2.2 CNT可溶化剤のメカニズムと使い方
2.3 可溶化・分散化を良くする要因
2.4 種々の分子とCNTとの相互作用の解析
2.5 CNT分散剤・可溶化剤として備えるべき分子構造の探索
3.カイラリティと電子準位 (基礎)
3.1 カイラリティー認識の可能性
3.2 曲率半径の違い
3.3 平面性の多核芳香族分子との親和性の違い
3.4 分光電気化学を用いたカイラリティーごとのSWNT電子準位決定
4.カイラリティ識別・単離 (基礎)
4.1 様々な酸化還元準位
4.2 重さの違い
4.3 密度勾配遠心法
4.4 単離技術
5.近赤外レーザー光応答(相転移、単一細胞セレクション)(応用)
6.応用
6.1 燃料電池
6.2 電子デバイス
6.3 ナノバイオ
7.まとめと展望
【質疑応答】
第2部 各種CNT分散法とマイクロ波のCNT応用 【13:30-14:45】
講師:山形大学大学院 理工学研究科 教授 佐野正人 氏
【キーワード】
1.カーボンナノチューブ分散
2.マイクロ波応用
【講演主旨】
CNTの産業応用では、汎用溶媒やポリマーへの分散が重要である。ところが、CNTの分散挙動は「どのCNT」を使うかで大きく変わる。ここでは、分散メカニズムの観点からCNT種に応じた分散法を説明する。また、CNTがマイクロ波により急速・高温加熱される特性を利用した応用例を示す。
【プログラム】
1.カーボンナノチューブの基礎
1-1 1次元ナノチューブ、それとも、細長いグラファイト?
1-2 各種ナノチューブの特性
2.一般的な評価法
2-1 光吸収
2-2 ラマン分光
2-3 フォトルミネッセンス
2-4 熱重量測定
2-5 各種顕微鏡
3.分散メカニズム
3-1 剥離
3-1-1 超音波
3-1-2 ボールミル
3-2 分散安定性
3-2-1 Schultz-Hardy 則
3-2-2 DLVO理論
3-2-3 分子吸着
3-2-4 化合物付加
4.分散の改善法
4-1 超音波の特性
4-2 消泡剤の条件と効果
5.マイクロ波応用
5-1 CNTを電子レンジでチンすると?
5-2 CNT反応の効率化
5-3 局所加熱の応用
5-4 流体の均一加熱
【質疑応答 名刺交換】
第3部 高性能複合材料の設計におけるカーボンナノチューブの選定と分散技術 【15:00-16:30】
講師:(有)スミタ化学技術研究所 代表取締役 工学博士 角田 裕三 氏
講師ホームページURL
【ご経歴】
元花王株式会社:和歌山・東京総合研究所長、研究統括
【著作】
『ナノカーボンの応用と実用化』(シーエムシー出版、2011/7)
『透明導電膜・フィルムの高透明・低抵抗化と耐久性向上』(技情協、2010/9)
『CNTペーパーの開発』(コンバーテック、2010/5)
『プリンテッドエレクトロニクス技術最前線』(シーエムシー出版、2010/5)
【キーワード】
1.CNTのデータベース
2.ITO代替透明導電膜
3.CNT面状発熱ペーパー
4.CNTの液相ならびに固相分散技術
【講演主旨】
カーボンナノチューブは多様な高性能複合材分野で実用化を目指して活発に検討されているが、性能/価格面で市場に浸透していない。その理由は、高価なCNTならではの具体的ターゲットの設定の難しさと目的に合致したCNTの選定、複合材料化に不可欠な分散技術の困難さと推定される。本講演では、これらの問題解決の一助として、弊社が作製した各社CNTのデータベース化の試みと弊社らが開発した液相ならびに固相分散技術、更に、それらに基づいた幾つかの具体的な開発事例を紹介する。
【プログラム】
1.カーボンナノチューブとは
1.1 カーボンナノチューブの特性
1.2 カーボンナノチューブの期待用途
2.カーボンナノチューブのデータベース化
2.1 CNT粉の情報(分析値、SEM観察、TEM観察、ラマン分光、熱分解データ)
2.2 分散後のCNTナノネット情報(透明導電性評価、SEM観察)
3.カーボンナノチューブ液相分散技術
3.1 界面科学的視点からの留意点
3.2 分散剤の選択
3.3 分散機の選択
4.開発事例
4.1 カーボンナノチューブ透明・静電防止塗料
4.2 カーボンナノチューブ透明導電フィルム
4.3 カーボンナノチューブ面状発熱ペーパー
4.4 カーボンナノチューブ複合樹脂(固相分散技術)
5.リスク管理
5.1 毒性情報
5.2 NEDOプロジェクトのナノ材料リスク評価書の概要紹介
6.今後の展開
【質疑応答 名刺交換】