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【3月25日】『がん分子標的薬における開発事例と臨床現場で求められる新薬』

【プログラム】


第1部:がん分子標的治療薬の開発・適正な使用における課題
【12:30-14:00】

講 師:埼玉医科大学国際医療センター 腫瘍内科 講師 藤田 健一 氏

 

【講座趣旨】
本講座ではまず,分子標的治療薬の特徴について概説し,現在日常臨床において用いられている分子標的治療薬について例示する.つづいて,分子標的治療薬におけるバイオマーカーの意義について,臨床薬理学と関連づけて述べる.バイオマーカーの適応例として,適正な使用法の樹立,すなわち個別化医療に向けた取り組みについて説明する.従来の殺細胞性抗がん剤とは異なる特性を有する分子標的治療薬の臨床試験のあり方についての現状を概説する.分子標的治療薬の開発過程におけるrate-limiting stepである臨床試験の短縮化に向けた取り組みとしての,バイオマーカーの早期の探索を目指したphase 0試験について紹介する.
 

 

1.分子標的治療薬の特徴
 開発の経緯,開発の必然
 殺細胞性抗がん剤との違い

2.様々な標的分子と薬物
 小分子
 大分子(抗体)
 薬効,薬物有害反応

3.個別化医療 バイオマーカーについて
 臨床薬理学 
 PK/PD PGxの重要性
 PD トラスツズマブ,ゲフィチニブ,セツキシマブ
 PK, PGx イマチニブ,ゲフィチニブなど

4.臨床試験のあり方;殺細胞性抗がん剤との特性の違いに基づく
 第1相試験
 第2相試験
 第3相試験

5.開発期間の短縮化の必要性
 開発のRate-limiting-stepである臨床試験の短縮化(FDA)
 Phase 0試験の考え方 
 Poly (ADP-Ribose) Polymerase Inhibitor ABT-888 (JCO 2009)の例
 臨床試験に対する付随研究の重要性(なるべく早期から)

6.まとめ


【質疑応答・名刺交換】
 

 

  
第2部:HGF-Met系をターゲットとする分子標的薬の意義と開発
【14:15-15:45】

講 師:金沢大学がん研究所 分子標的がん医療研究開発センター 教授 松本 邦夫 氏


【講座趣旨】
癌におけるHGFとその受容体Metチロシンキナーゼ系の活性化はとりわけ癌転移や抗癌剤耐性に関与する。HGF-Met系は分子標的薬開発でもっともホットなターゲットとなり、世界で10社を越えるメーカーが阻害剤の開発を進めている。本講座ではHGF-Met系を介した浸潤・転移・イレッサ耐性、結晶構造、NK4を含む各種HGF-Met阻害剤のプロフィールやメカニズムなどを、研究の背景や開発にあたる研究者の志をまじえて紹介したい。

 

1.HGFとMet受容体の基礎
 ・発見と構造の概略
 ・Met遺伝子変異
 ・HGF-Met系を介した浸潤・転移
 ・イレッサ耐性におけるHGFの意義
 ・癌幹細胞の浸潤とHGF-Me

2.HGF-Met系阻害の制癌作用(NK4)
 ・NK4の発見
 ・構造・活性
 ・血管新生阻害
 ・制癌作用の特徴

3.各種HGF-Met系阻害のアプローチ
 ・キナーゼ阻害剤
 ・抗体医薬

4.臨床試験
 ・キナーゼ阻害剤
 ・抗体医薬


【質疑応答・名刺交換】


 

 詳細はこちら

日時2010年3月25日(木)12:30~15:45
場所産業振興会館 第1会議室 【神奈川・川崎】
聴講料

1名につき43,050円(資料代、お飲み物代含む、消費税込み)
※同一法人より2名同時お申し込みの場合、69,300円。

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